辻堂
老若男女に愛される環境と歴史の街、辻堂。多彩な魅力が融和する人気エリア
辻堂は藤沢と茅ヶ崎の間にある街で、JR東海道線の辻堂駅を中心に市街地が広がっているが、湘南地区の中ではトレンディでも高級過ぎることもなく落ち着いた環境だ。現在は東京や横浜のベッドタウンとして発展し、駅の周辺はチェー店やモダンな店も多い。
鎌倉時代は駅の近くまで海だったといわれ、海岸に松並木が続き八松ヶ原と呼ばれていた。足利時代になって初めて辻堂の地名が記録として残っている。村を開墾したのは鎌倉時代の初期に西日本からの落武者と伝えられるが、源氏のお膝元に平家の落武者が来たかどうか疑問が残る。辻堂の地名は、村の中心部の鎌倉街道と交差する辻にお堂あったのが由来だが、その場所が3か所もありどれが該当するお堂かは今なお不明とか。
遠浅のビーチが続く辻堂海岸は江ノ島や三浦半島などの景観が美しく、夏は海水浴で賑わい1年中サーファーが訪れる。江戸時代は幕府の銃砲場が設置された海岸で、後に海軍砲術学校辻堂演習場となり、第2次大戦後は駐留米軍の演習場に接収され、長い間一般の立ち入りが禁じられていたが1959年に返還。現在はプールや遊戯施設などを備えた辻堂海浜公園になっており、子どもたちの人気を集めている。また、唱歌で有名な「浜辺の歌」は、この海岸をイメージして林古渓が作詩、成田為三が作曲したという。