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久が原の街並みに突如現れる『自然坊(じねんぼう)』の文字――この名を聞いてピンと来る方もいるだろう。唐津の陶芸の大家・中川自然坊氏の名前が、そのまま店名に冠されているのである。「自然坊さんの作品は、もちろん見た目のよさ、その趣き、味わいも魅力的でしたが、その器のはけ目の力強さが、とんかつの油を切るのに最適だと思ったので、自然坊さんに器を使わせていただけないかとお願いしたんです。そうしたら、器を作ってくださったのはもちろん、『良かったら僕の名前を使ってください』といってくださいました。ありがたいですよね(店主・笹本さん)」。もちろん、氏の名声を当てにした店名でないことは、この店のとんかつを食せば明らか。からっと上がった少し厚めのコロモ、その中に見え隠れする薄桃色の豚肉と、滴る肉汁。それを口に運べば、今まで味わったことのない、肉の本来持つべき至極の“甘み”が、口一体に広がっていく…「米、粉、油、豚と、素材は全て専門の業者の方と相談して、最上のものを使うようにしています。餅屋は餅屋ですから(笑)(同)」。こうした独自の哲学によって支えられた素材たちが、店主笹本さんの腕によって、極上の味わいに仕上げられるのだ。「お客様は、最初は感動してくれても、二度目はさらに厳しくなる。ですから、常にお客様を満足させるために、より美味しく仕上げるための努力は常に必要です(同)」。その努力を続けて14年…店頭に掲げられる『自然坊』の字は、今や久が原の街並みにとって、なくてはならない存在となっている。
MENU
美容と健康にロースカツ/ヘルシーなヒレカツ/海の幸 三陸産 生帆立フライ/その他一品料理もあります。/ランチメニューあり。(ランチタイムは禁煙)
MESSAGE
店内は、陶芸作家「中川自然坊」氏に由来しています。唐津焼、中川自然坊の器で、お料理をお楽しみください。活性水飼育 群馬県産やまと豚を使用の「とんかつ」を是非一度お試しください。
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