神戸を楽しむのなら歩き(=walk)が一番
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 神戸の街は、「海側」「山側」に分けて語られることが多い。「海側」は、港街・神戸の顔とも言うべき湾岸の街並が広がる一帯。神戸港の象徴「ポートタワー」を中心にした「メリケンパーク」は、開国当時の神戸の雰囲気を感じさせてくれる要素が多数点在。一方、海を挟んだ向かいにある「ハーバーランド」は、新たな神戸の海辺を彩るアミューズメントゾーン。複合施設「モザイク」を中心に、若者達が楽しめるスポットが多様にひしめく。そして「海側」を楽しむ上で忘れてならないのが、クルージング。海から眺める神戸の景観は圧巻。多種多様な船が出航しているので、各々のスタイルに合ったクルーズを堪能してほしい。
「山側」は神戸のもうひとつの顔、「北野異人館」のゾーン。100年以上前に外国人たちが暮らしていた邸宅が今も変わらず立ち並び、ドイツ、オランダ、イギリス、フランス…一軒一軒異なる趣向が凝らされ、濃厚な異国情緒に浸ることが出来る。そしてこの一帯には雰囲気の良いカフェも多く見られる。異人館めぐりに疲れたら、是非。
s3   そしてこの「海側」「山側」を満喫するためには、その間に広がる一帯を有効活用する必要がある。その中心的存在が、「三宮」。マルイ、そごうなどの大型店舗や昔ながらの商店ひしめく「三宮センター街」が立地、神戸の街を支える繁華街である。その西側に隣接する「旧居留地」は、「異人館」とは一味違った異国情緒が感じられる場所。そのさらに西側にあるのが、神戸の流行発信地・「元町」。神戸を代表する老舗や流行のショップなどが軒を連ねる。横浜に次ぐ規模を誇る中華街「南京町」も「元町」にある。
「海側」「山側」、その間は、驚くほど狭い一帯にひしめいている。電車等交通機関も整備されているが、出来れば歩き=walkで巡るのがおすすめ。実は街中に漂う雰囲気、空気にこそ、神戸の街の醍醐味なのだから…

神戸の食は、欲張りたい。
 さて、街を楽しむ上で欠かせない「食」…であるが、神戸の「食」は気合を入れて望んでほしい。東京、京都、大阪、九州…どこにもない個性と洗練、熟成を持つ味覚が至る所で見られ、その充実振りは初めて訪れる人に間違いなく衝撃を与えるだろう。なので神戸の「食」を体感するのであれば、あれもこれもと欲張りすぎるぐらいが、ちょうどいい。
ステーキ 神戸牛 あぶり肉工房 和黒 北野本店
まずは神戸の「食」の全国区、「神戸牛」をじっくり味わおう。もちろん味わいを鮮明に感じるのであれば、鉄板焼きが一番。「神戸牛 あぶり肉工房 和黒」は誰もが納得する銘店。カウンター席の前に設けられる磨き上げられた鉄板。そこで焼き上げられる厳選・最高級三田牛神戸肉…肉そのものの濃厚な味わいはもちろん、焼かれる音、香りもここでしか味わえない贅沢。粗塩、黒胡椒、マスタード、特製「和黒風たれ」と、シンプルに味わえるのも嬉しい。詳細
レストランテ ドンナロイヤ
この地に息づく老舗の味も、神戸の「食」を楽しむ上で欠かせない要素。中でも「レストランテ ドンナロイヤ」は神戸の老舗の中でも群を抜く歴史と個性を持つ店。50年以上もの間、伝統的な純イタリア料理を提供し続けてきた。「仔牛カツレツパルミジャーナ」「ミネストローネ」「自家製フィトチーネ」…素材を活かした豪快かつシンプルな味わいは、イタリア料理の真髄を教えてくれる。
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レシピ
“神戸的”なフレンチの店も紹介しよう。北野の一角に佇む「re・ci・pe」(レシピ)。本格フレンチ料理を箸で味わうのがこの店のスタイル。和洋が見事に融合した落ち着いた店内で、産地にこだわった食材を用いた数々の料理を、フレンチ特有の堅苦しさとは無縁の雰囲気で楽しむ――まさしく神戸にしかない贅沢。詳細
イグレックプリュス+北野店
最後に、神戸の「食」のわがままを形にしたような店を紹介しよう。本格フレンチが味わえるレストランとして知られる「神戸北野ホテル」料理長がプロデュースする「イグレックプリュス+」。実際に「神戸北野ホテル」で提供されている自家製パン、ケーキ、焼き菓子、ドレッシングなどが販売される。北野店にはイートインスペースも用意され、その場で味わうことも可能。
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風見鶏本舗
忘れてはならないのが、神戸の甘味。特に洋菓子は全国的に知られる銘店がひしめく。「北野異人館」のシンボルを店名に冠した「風見鶏本舗」もそのひとつ。カマンベールチーズ、クリームチーズをたっぷりと使用した「風見鶏チーズケーキ」は、濃厚な味わいが自慢の逸品。チョコレートムース、レアチーズケーキも人気が高い。
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 はっきり言って、この5軒どれも食べていただきたい店ばかり。多少の満腹感は我慢してでも、欲張って巡っていただきたいと思う。ただ、その間にも足を運びたくなるような佇まいの「食」が目に飛び込んでくるはず…それだけ神戸には、クオリティーの高い「食」が凝縮しているのである。

神戸の象徴・夜景。そして…あの“痛み”を必ず体験しよう。
 お腹が満たされたら、神戸の最大の魅力とも言える夜景を楽しもう。「海側」「山側」問わず、夜景を堪能できる店、施設は多数点在。もちろんクルーズもいい。バー等ナイトスポットも充実しているので、お酒を片手に夜景を堪能するのもいいだろう。
  最後に、ぜひとも時間を作って立ち寄って場所がある。それは、阪神大震災の被害状況をそのまま保存した「震災メモリアルパーク」。神戸の町で起きた真実――苦しみ、悲しみ、痛みは、紛れもなく存在したことであり、それを日本人全体が忘れてはならないと、改めて訴えかけてくる。「メリケンパーク」の一角にあるので、「海側」を訪れた際は、必ず足を運ぼう。  しかし神戸の街は、震災にめげることなくたくましく生きている空気が満ち溢れている。それは間違いなく、東の港街の横綱・横浜にはない、街の力であると言えよう。
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